
臨戦態勢
今朝、水槽を見てみると、チビアザミサンゴがスイーパー触手を伸ばしていました。
スイーパー触手とは、自分の周りにあるサンゴを攻撃するための触手です。
一見すると、褐虫藻と共生するサンゴは、太陽の光から栄養を得るなど、平和に暮らしているように見えますが、サンゴ同士では熾烈な陣取り合戦(太陽の光、人間風にいうと日照権をめぐって)をしているのです。ほとんどのサンゴは移動することが出来ないので、サンゴ同士の闘争は往々にして生死をかけた争いになるようです。かなり厳しい世界ですね。
チビアザミサンゴは、サンゴの仲間でも特に攻撃的なサンゴとして知られているのですが、驚いたのはスイーパー触手の量です。
写真にあるひょろひょろと糸状に伸びたものがスイーパー触手なのですが、かなりの本数を伸ばしています。以前はこんなに多くのスイーパー触手を伸ばすことは無かったのですが、どうしたわけか今日はたくさん伸ばしています。
しかも、こんなに小さなチビアザミサンゴまでが、スイーパー触手を伸ばしています。いずれのチビアザミサンゴたちも、周りには敵となるサンゴがほとんど無く理由は分かりませんが、今日のチビアザミサンゴたちは臨戦態勢でした。
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